ハンドオーバー
ハンドオーバー(ハンドオフ):ハンドオーバー(ハンドオフ)とは英語表記にすると『hand-over』。直訳すると権力や責任などの移譲や明け渡しなどを意味するが、ネットワークの世界では携帯電話やPHSの端末が、通信しながら移動するときに、基地局を切り替えることを指す。基地局のカバー範囲は、通常最大でも数km程度なので、事業者や機種によってはハンドオーバーがスムーズに行われず一瞬途切れてしまうことがある。昔、PHSが世の中に出回った当初はハンドオーバーが収容された基地局間でしかできなかったため、高速移動が困難だった。2003年にIEEE 802.21WGが設立されたことで異なる無線ネットワーク間でハンドオーバーが可能になり、携帯電話と同じくらいの品質になっていった。最近では複数の基地局と交信して感度の高い基地局へ順次切り替えていく方式を取っているため、高速移動にも便利に使用できるようになったのである。